初恋と、ゆずレモン。

学校の最寄り駅についた。
(長かった…)
未宇と話しているのは、楽しいけど、緊張しすぎて…時間が長い。
学校は、駅から坂をあがったところにある。
そして、その坂がキツイキツイ。凄く長い上り坂。柔道部の基礎練習でよく走る、地獄コースだ。
でも、その坂も未宇と登ると、とても早く感じた。でも、緊張で汗だくになった。
今は夏服移行期間だから、半袖を着ているが、汗だくだった。
未宇は、長袖カッターシャツにカーディガンと言う女子らしい格好だった。
季節はもう夏。桜はもうとっくに散った。
校門に着いた。2人で教室に入ったら、からかわれるかな??と未宇が笑う。
そうかもね、特に楓彩ちゃんとか…と僕は言う。楓彩ちゃんに言っちゃったからねえと未宇はまた笑う。僕は少し不安だった。彼女だから宣言をしているからな…。