「わっっ!!」 驚いて振り返ると、わたしの手にあるペンギンを凝視する新くんの姿があった。 あ、絶対今変なのっておもってるよね。 「あ、えと…可愛いなって、」 「貸して」 なんて言っていいかわからず、女の子お得意の可愛いを理由にしたわたしに新くんがもっと読めない行動をしてきた。 目の前に差し出される手。 「え…な、なんで?」 あからさまに驚くわたしに、少しムッとした顔をすると 「だから、買ってやるから」