「樹里、早く食べちゃいなさいね。」

そう言われて急いで食べおわった私は支度をして私の家に迎えに来てくれる彼氏。
竜也を家の前で待つ。


それが日課。


「樹里。」


「竜也 おはよう。」


「おはよ。じゃあ行くか。」


そう会話をして私達は並んで学校へいく。


一般的なカレカノは、一緒に行くことが嬉しくて楽しいのかもしれない。


けど、私は竜也をもう愛してはいない。