殺すのと片付けるのとは訳が違います。
まあ。
やっていることはどちらも変わらず犯罪なのでしょうが。
こちらには警察の協力もあったりしますから。
何だかんだ言って捕まることはないのです。
「そういえば、そろそろ家でないとまずくね?」
時計を見ながら呟く翼。
今の時刻は午前5:49。
普段ならまだまだ余裕なのですが、この家からだとこの時間に出ないと間に合いません。
一睡もせず行くのは初めてのことではありませんか、辛いんですよね。
「お前、今日休めば?」
『何故ですか。』
「顔色悪いぞ?」
『大丈夫です。』



