『ねぇ、千里。』
「ん?」
『千里たちは一体なんなの?』
「…さっきも言った通り、殺し屋だ。
ガキの頃からな。
お前らが要さんに連れて行ってもらったあのbar。
蒼炎は白羽さんが所属する始末屋兼情報屋組織。
雫石は俺が所属し黒羽さんが所属兼仕切ってる殺し屋兼情報屋組織。
正真正銘、犯罪者の組織の人間だ。」
まるで人ごとのように語る千里。
さっきまでいた所からは銃の音らしきものが聞こえるし、ここでは現実離れした話が繰り広げられてるし。
「始末屋ってなんだ?」
誰もが思った疑問。
代表するかのように梓が聞く。
「始末屋ってのは、殺し屋の後処理係って感じだな。
さっきもチラッと話に出たけど、俺ら裏の人間にもルールがある。
その一つ。
表舞台に裏が関与してはならない
つまり、殺し屋の仕事を表舞台に持ち込んではいけないんだ。
だから、殺し屋の犯したことを完璧に抹消するのが始末屋。
今回の場合は違反者制裁だから特例で表舞台に上がるけど、普段だとこれも規律違反。」
「じゃあ、澪や翼。
それに、千里も処罰されるのか?」