「あぁ。たぶん今日も活躍するから応援してやって」
「あ、はい…がんばりますね」
私が答えると、先輩はニッと笑った。
すごいなぁ、リオくん。
あの青山先輩に一目置かれてるなんて……。
幼なじみとして鼻が高いや。
思わず、ふふっと笑みがこぼれてしまった。
「……で、七羽は何を探してんだ?」
先輩が、さっきまで私が見ていた地図を指さしながら、問いかけてきた。
「あ、東側の応援席……です」
そういえば……。
青山先輩に会えたことですっかり忘れてたけど、私、応援席の場所を確認しに来てたんだった。
早く行かないと試合始まっちゃうよね?

