ドキドキしながら考えていると、スラッと背の高い先輩は、ちょっと強気な笑顔で私を見下ろして。
「ん、大会出るからに決まってんじゃん。
言ってなかったけ?俺、バスケ部なの」
わぁ、やっぱりそうなんだ……!
ってことは、青山先輩はリオくんの部活の先輩でもあるんだよね。
なんかすごい偶然だなぁ……。
「初めて聞きました。
実は私の友達も西條高校で、今日試合出るんです」
「まじ?じゃあ知ってるかもな。
誰?」
「東堂理央くんです」
「あ~!」
先輩はすぐにピンときたようで、少しテンションが上がったような口調で。
「東堂か~!
あいつ1年の中じゃ断トツで上手いよ」
「そうなんですか?」

