リオくんとの距離は、ベランダから10センチ。




なんとか背伸びして、地図を見ようと頑張っていると……。



「……何やってんの?」



急に肩にポンと手が置かれて、低い声がした。



驚いて振り返る。



「えっ」



すると、なんとそこにいたのはまさかの……青山先輩だった。



ウソ、青山先輩……。



どうしてこんなところに……。



「あ~、えっと、友達の応援で……。

先輩はどうしてここに?」



そう言ってから気がついた。



あ、先輩のジャージ……リオくんと同じだ。



ローマ字で西條高校と入った青のジャージ。



先輩、塾のときに部活忙しいって言ってたけど、まさかその部活ってバスケ部……?