思わずパッと目を反らしてしまった。 だけどリオくんは、おでこがくっつきそうなくらいの距離で、ニッと笑って。 「じゃあ教えてあげる。 ナナ、今すごくかわいい”カオ”してるよ」 …ドキン。 「なに言って……//」 「ダメだよ。 オレ以外の人にそんなカオ見せたりしたら」 そう言って、リオくんは私の顎を、指でクイッと持ち上げた。 何これ、何この状況……! 私たちってただの幼なじみだよね? それなのにどうしてこんなことに……。 恥ずかしくて目を反らしたまま、ギュッと体を縮こめた。