中学2年生の冬。




泣きじゃくるキミを抱きしめたくて




雪の降る窓から手を伸ばした。




あと10センチが届かなくて、




まるでキミへの「好き」とおんなじだ。









     リオくんとの距離は、
        ベランダから10センチ