「うん、わかった!
ところで兄ちゃん、さっきから何してるの?」
黙ってる凌ちゃん。
私はあわててフォローしようとする。
「考え事してるんだよ! 私にどんなふうに勉強を教えていこうか、考えてくれてるの!」
フォロー、できたかな…?
不安げに慎くんを見ると、
「なんだ、そっかぁ! 壁ドンの練習してるのかと思っちゃった!」
ええっ!?
もしかして、見られてた?
一部始終、聞いてた?
「じゃあ、ごゆっくり!」
慎くんは1階へと降りていった。
凌ちゃんと私は、なんだか気まずい空気に包まれながら、
静かにケーキを食べた。
ところで兄ちゃん、さっきから何してるの?」
黙ってる凌ちゃん。
私はあわててフォローしようとする。
「考え事してるんだよ! 私にどんなふうに勉強を教えていこうか、考えてくれてるの!」
フォロー、できたかな…?
不安げに慎くんを見ると、
「なんだ、そっかぁ! 壁ドンの練習してるのかと思っちゃった!」
ええっ!?
もしかして、見られてた?
一部始終、聞いてた?
「じゃあ、ごゆっくり!」
慎くんは1階へと降りていった。
凌ちゃんと私は、なんだか気まずい空気に包まれながら、
静かにケーキを食べた。