まさか、自分がこんな風に誰かと勉強する日が来るなんて。
机に向かう、3人を眺めてすごくくすぐったい気持ちになる。
鈴香ちゃんはギャルだし、土田くんはまだ何考えてるかわからない人だけど、
私の周りにこうやって人が集まってくれたのって、やっぱり隣に座る彼のおかげだ。
「あ、静音、ここの解き方どうやった?」
「え、あっ、うんと…」
柊くんのノートを挟むように2人でノートを覗く。
「この⑥」
「…っ、」
突然縮まった柊くんとの距離に、私は急にドキドキする。
目の前には鈴香ちゃんと土田くん。
教室でこんなに近づいたことがないので、結構パニックだ。
顔が熱くて、問題に集中しようとノートに目線を合わせる。



