学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます



「ほら、近くで見たらコンタクトの縁が見えると思うよ」


柊くんはそう言って、自分の目を私の方へ少し近づける。


縁ってことは、コンタクトの丸い線が見えるってこと?


私は、柊くんの目が悪くないって証明を必死に探す。


ん〜よく分かんないな。


「ね〜静音、気付いてる?俺たち今、すごい至近距離で目が合ってる」


っ!!


そんなこと言われたらまた意識しちゃうじゃん。


「〜〜っ、」


「ごめんね。俺、裸眼で両目1.5だからコンタクトなんてしなくても静音の必死な顔がよく見えてる」


「っ、、!!」


顔はカァァッと熱を持って、私は慌てて柊くんから顔も体も一気に離した。


「柊くんの意地悪っ」


「アハハハッ、ごめんごめん。怒んないで。可愛くてつい」


「謝ってもダメだよ!可愛いって言ってもダメ!」


熱を持つ顔を、手で必死に冷まそうとするけど効果が全然ない。