「俺、静音にしか言わないよ」
っ、、
「嘘…」
「本当だよ」
「……っ、」
わからない。
普通こういうとき、どういう反応をするのが正解なんだろう。
もちろん、可愛いなんて言われたことないもん。
返しに困っちゃうし、柊くんの言ってることが本当なら、目が悪いんじゃないかと思う。
「柊くん…視力いくつ」
「フッ…」
「なんで笑うのっ」
突然吹き出した柊くんにすぐ突っ込む。
「ごめん。俺の視力を疑うって発想が可愛くて」
「あ、また言った」
おかしいよ。
ふざけてるとしか思えない。
「本当に思ってるから言ってるんだよ。視力、結構悪いかな。だけどコンタクトしてるから日常生活に支障はないよ」
「本当に?」
「すごく疑ってるね」
「うん。疑ってる」



