学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます



「無理です…」


「なんで?」


『なんで』
って。すごく意地悪な質問だ。
きっと、今の私の顔を見ればどうして見られないのか答えはわかってるはずなのに。



「だって…は、恥ずかしい」


「へぇ〜恥ずかしいんだ?静音」


「っ、、」


必ず名前を呼ぶところとか、ニヤッとする口角とか、みんなの前では優しくて王子様のような柊くんは、この時間だけ意地悪王子様になる。



「本当は今日、静音に朝声かけたの後悔した」


っ!?


柊くんの思わぬ発言に、天国から地獄へと落とされた気分になる。


あぁ、やっぱり…みんなに私としゃべってるところなんて見られたくなかった?!


喜んでた私のバカ!

大バカ野郎!!


「ご、ごめんな─────」


「静音が俺以外の男としゃべってるの見て、ちょっと嫌だなって思ったよ」


っ、、


それって一体、どういう意味でしょうか。