学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます






「まさか、ずっと前に絢斗くんに出会っていたなんて…」


「すごいよね。あの日優しくしてもらったことで、希望が見えたっていうか…変わろうって思えたんだよね」



「そうだったんだ…頑張ったんだね!絢斗くん!」



そう言ってまた俺を褒めるから…嬉しくなっちゃうじゃん。


「でも、あの頃のトラウマっていうか、やっぱり人に嫌われるのが怖くて、お人好しっていうか、親切にしてるつもりが思わぬ方向に行ったりすることもあって」



それで勘違いさせちゃたり、傷つけちゃったり、悩むこともあったんだ。



「だけど今は!他の誰かに嫌われても静音にだけは嫌われたくないよ」


「絢斗くん…」


「あの時、優しくしてくれて、俺の世界を変えてくれて。こんな俺のこと好きになってくれてありがとう」


俺がそういうと、彼女はスーッと綺麗な涙を流していて。