学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます






小学3年。


あの頃の俺は、学校なんて大嫌いだった。


周りの全ての人間が嫌いだったし、すべて環境や周りに原因があると思っていた。



『おい、デブ!お前弁当食べずに走れよ!ダイエットしろよー!』


そうやってクラスメイトの奴らがぶつかってくることも。


『柊ほんときもいよね、ソンザイがきもい』


男子も女子も。


みんなと同じように食べているだけなはずなのに。


体質だから仕方ないと思いながらも、他の人たちと違って明らかに太っていることも、


全部、親や人のせいにしていた。



世界の全てが敵な気がして、


死ねば今よりマシな人間に生まれ変われるだろうか、なんて考えていたこともあった。