学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます



「確か、私の時もそんな子がいた。でも…同じクラスの人じゃなかったような…」


「へ〜」


どうしよう。

だんだんニヤついてしまいそうになる。


「人がすごくたくさんいた気がするから、多分、ほかの学校の子も来ていたんだよね…」


静音は、少し写真から目を離して記憶をたどる。


その顔もまた可愛くて、仕草ひとつひとつをちゃんと記憶に残しておこうと彼女を見つめる。


「その時、同じ日にここで遠足だったらすごくない?」


「へっ、」


静音はぽかんとした目でこちらを見つめると、慌てて写真にまた目を戻した。


なんだかだんだんドキドキしてしまう。


まるで、ジグソーパズルのピースをあと一つ埋めたら完成だっていう、


あのワクワクした気持ち。