学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます



─────パチパチパチパチパ


大きな拍手と歓声とともに、さっき劇をしていた1年生がぞろぞろと舞台袖へとやってきた。


次、鈴香ちゃんたちの番だ!



「頑張ってね!鈴香ちゃん!」


私はそう言ってから他のみんなと一緒に、客席の方へと向かった。



「続きまして────2-4 女子によります、ダンスです」



体育館に響いたアナウンス。


手に汗がにじむ。


私が踊るわけじゃないのに。


鈴香ちゃんが緊張するなんて言うから移っちゃったよ。


「あっ、出てきた」


っ!!


誰かのそんな声を聞いて顔を上げると、決められた立ち位置を確認しながら私たちが作った衣装で飾られたみんなが立っていた。


始まるっ、いよいよだ!