「悠ちゃんと結婚する人は幸せものだね」
いただきます、と言ってあったかいお味噌汁を飲んでから、そうもらす。
「はぁ…」
「えっ、あ、、いや、なんかまずいこと言ったかな?」
私の声にため息をついた悠ちゃんに慌ててそういう。
「静音が幸せにならないと、俺は一生結婚できないからな」
「えっ、なにそれ…」
「おばさんと約束したの。まぁ俺がそうしたくて勝手にやってることなんだけどね。昔から、静音は俺の妹だから。一人で寂しいくせに平気なふりするのも、わかるから。おばさんに心配かけないようにって」
「……っ、」
「だからさ、俺の前ではたくさん吐き出しな。遠慮なんかする必要ない」
「悠ちゃん…」
「俺のことが必要じゃなくなった時、それは静音にとっていいことだから、その時になったら心から大丈夫って俺に胸張ってよ」



