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「あ、静音おかえりっ!」
家まであと5メートルというところで、名前を呼ばれて顔をあげる。
そこには、家の玄関の前でにっこり笑顔でこちらに手を振ってる悠ちゃんがいた。
「悠ちゃんっ!どうしたの?」
「あ、ちょうど良かった。静音にkisekiのプリンあげようと思っ……そちらは?」
嬉しそうに話した悠ちゃんは、私の隣に立つ柊くんに気付いて聞いた。
「あ、えっと…クラスメイトの柊くん。今日、球技大会の打ち上げだったから、うちまで送ってくれたの」
「初めまして。柊 絢斗です」
柊くんは頭を下げて自己紹介をした。
改めて、今隣に立っている人が学年1人気者の彼だと認識して、恐れ多い気持ちになってしまう。



