学年一の爽やか王子にひたすら可愛がられてます



「大丈夫だよ。できるとかできないとかじゃない。頑張ってるのをみんなは評価してくれると思うよ」



すごいな…柊くんは。


「…っ、どうして柊くんは…私に優しくしてくれるの?柊くんがみんなに優しいのは知ってるけど、こんな私にまで優しいから…」


「静音はなんで自分のこと『こんな』なんて言うの?俺は、静音のこと本当ステキな子だなって思ってるのに。だから絡んじゃうんだよ?」


「っ、、昔から…なの」


こんな話…柊くんにしたくないけど。


それでも、目の前の彼の瞳が私を捉えて離さないから。



「昔から極度の人見知りで…自己紹介の時の第一印象はすごく悪くて…誰も近寄ってくれなかったり、名前覚えてくれないことが多かったの」


「うん」


「一番怖かったのは、言葉を発しても『え?』って聞き返されることで。初対面でも上手に話したりコミュニケーション能力が高い人が羨ましかった」


「そっか…」