「おー!ホントだ。おしゃれ」
「めっちゃ美味しそうなんだけどっ!」
鈴香ちゃんと土田くんが、嬉しそうにケーキを見つめる。
「近所にあるケーキ屋さんで。友達がそこで働いてるから、よくサービスで安くしてもらえるんだ」
「へ〜洋菓子店kisekiか〜」
鈴香ちゃんが箱に書かれたロゴを見てそういう。
「友達ってこの間言ってた?」
「あ、うん。そうだよ。最近はバイトとか大学が忙しそうであんまり遊んだりできないんだけど…家が隣同士だからよく話すんだ」
「ふーん。静音の幼なじみかー。今度紹介してやれ親友の私をさ!」
鈴香ちゃんはそう言って、ケーキをパクっと一口食べた。
「あ、うん」
悠ちゃんに友達を紹介できる日が来るなんて…。すごく嬉しいな。



