「柊のことどう思ってんの?」
っ?!
突然の質問に、顔が熱を持つ。
「どうって…すごく優しい人…だよ。私みたいな人と一緒にいてくれるんだもん」
「いや…そうじゃなくてさ…」
「えっ…」
「なんで、柊は緒方と一緒にいると思う?」
「それは…」
さっきよりも鼓動が速くなる。
柊くんはすごく優しい人だから私と一緒にいてくれる。
ただそれだけだよ。
それ以外に何があるっていうの…。
「お待たせ〜!」
沈黙に耐えられなくなった時、鈴香ちゃんが元気な声でそう言いながらみんなの飲み物を運んできた。
「ねぇ!静音が持ってきたケーキヤバいんだけど!」
興奮する鈴香ちゃんが部屋に入ってきたタイミングで、柊くんもケーキが乗ったお皿を持ってくる。



