鈴香ちゃんが今まで学校に来なかったの、もしかしたらおじいちゃんの病気と関係なるのかな。
ただのギャルじゃなかった。
遠足だって、すごく楽しみにしてて、お菓子だってたくさん用意してて。
誰よりも女子高校生なんだな。鈴香ちゃん。
「じいちゃんも、私が学校行くようになってめっちゃ喜んでんだよね〜。だから、今度は100点のテスト見せてびっくりさせるんだ!」
「ひ、ひゃくてん?!」
「何。私じゃ無理って言いたいの?静音〜」
「いや、そんなことないっ!けど…」
「いいんじゃない?」
頬杖をついて優しい笑顔を向けた柊くんの声で、みんなが一斉に彼を見つめる。
「高城のおじいちゃん、びっくりさせようぜ!ってことで決まり!今週の土曜日、俺んちで勉強会な〜!」
えっ?!
「おぉ!ナイス柊!」
「やったー!!青春っぽい!!」
嬉しそうに声をだす土田くんと鈴香ちゃん。
え…勉強会…。
これって…。
「静音ももちろん強制参加だかんね」
っ!!
自分は参加していいのか不安な表情をしていた私のことを察したのか、柊くんがそう言ってくれた。



