俺は思わず落胆したため息を吐き出していた。


あの3人に連絡を取ってみようかという考えが頭をもたげて来る。


「なんだよ。あいつらの事が好きだったのか?」


茶化すようにそう聞いてくるエイトに、俺は視線を向けた。


そうだった。


このクラス内にはまだ配信者がいるじゃないか。


エイトの方がずっと配信歴も長そうだし、慣れている。


真央はその協力者だし、立花だって声をかければ動くかもしれない。


そう思い、ゴクリと唾を飲みこんだ。


何人も集まれば教室内での殺し合いゲームだって決行することができるかもしれないのだ。