家に着き、

お風呂上がりのスキンケアも終え、布団に潜りもうそろそろ寝ようとしてた頃。



枕元に置いていたスマホに美夜兄から電話が掛かってきて、

眠たい中話してたのだが。



『あー、もう寝そうだな』



「…確かに眠い」



『じゃあ最後だ。明日からは…いや明日からも男には気を付けるのを忘れるな』



「あぁ…分かってる」

もう何度目かと思う程言われて来たことだが、何故今言うのか。



『よし。言い夢見るんだぞ』



「あぁ…おやすみ美夜兄」



そのまますぐ電話を終えて、枕に顔を埋めて眠った。