護衛目的の執事です

凌の右袖口の外側に、小さな丸い機会が付けられていた。



それを取り、凌に見せる様にして。



「これは、所謂盗聴機です」



凛王「!?」



「小型で1度付けると外れにくく、運動しても取れません。その上、そうですね。この倉庫内の音は綺麗にこれを

仕掛けた人に聞こえるようという高性能なものです」



以前、祖父に見せてもらった。



「最近、財閥や組内に仕掛けられていたり、そういった関係者の方に着いてる事が極希にあるそうです」



最近、十条財閥が開発したとかいう物。



凌「えっ、いつから」



「さぁ?専門家ではありませんので分かりませんが、コレ、多分今も聞かれてますね」



と、視線を恵に向ける。



ヘッドホンを着けてる恵。