護衛目的の執事です

んー。



「じゃあ条件を出す」



和彦「何?」



「この写真も録音音声も、私の許可なく凛王に見せるな。使用する際は私に言え」



和彦「良いよ」



と返事をされたので、データをコピーしてもらう。



和彦が作業を開始した。



だが、沈黙が続くばかりなので、



「苺が恵に呼び出された時に、録音させれば良いんじゃないか?」



桜蘭「!」



「恵が本性を出すのは、恵や白石に居る時の使用人の私や使用人達にだ。だから、その本性を残せば良いだろう」



棗「確かに」



竜哉「危険だが、それしかないな」



その後、何か無いかと考えたが、一向にもう思い付かなく、沈黙が続いていた。