護衛目的の執事です

全員、1人1人目を合わせて言った。



和彦「ありがと」



そう和彦が言うと、竜哉が総長室から出てきた。



竜哉「で、十条恵についてだ」



といきなり話を始めた竜哉。



竜哉「あれでも令嬢だ。迂闊には手を出せない」



和彦「しかも決定的な証拠が無いしね」



と黙る一同。



証拠、ね。



私は何となく今日撮った写真を見ようと携帯をいじり、見る。



1つ目は、屋上でニヤついてるもの。2つ目は、私に向けた嘲笑うような顔写真のもの。



そして、屋上でやられた事を言っている時の録音。