なら、
黒髪黒目の黒縁眼鏡の美形の後ろに乗させて貰う。



しばらく経っても何も言わないので、もしかしたらと思い、お腹回りに手を回すと、



黒髪「行きますよ」



と言い、走り出した。



バイクに乗るのは久し振りで、白石の屋敷に着くまではあっという間だった。