護衛目的の執事です

そういえば、咲良の事はさん付けか。



絢斗「わ、分かった」



と緊張したっぽい感じで返事をし、



絢斗「俺達が入ったのってー、……総長達が自己紹介みたいなのして結構経った頃だったから後から聞いたんだよねー」



結局総長と言った絢斗。



棗「確か、銀の腰下までの長く艶のある髪に、水色掛かった様な薄い銀の瞳、それに掛かる純白の長い睫毛。

肌は白人よりも白くて、まるで天から降りてきた無垢な天使だっけ」



「それは全く私に当てはまらないな」



容姿の説明を美化しすぎているし、無垢な天使?



私の何処か無垢な天使なんだ。



桜蘭「………」



何故黙る。



苺「スー、スー、スー」



桜蘭「!」