「正真正銘、苺は私の妹だ」



と、邪魔な前髪を耳に掛けて微笑む。



すると、



苺「うっ、ううっ」



と涙目になりながら抱き着いてきた苺。



そのまま何故か泣き出してしまい、今は背中を撫でて居る。



パサッ



は?



桜蘭「!」



ウィッグが取られ、横を見れば手にウィッグを持つ和彦。



「おいおい、普通こんな時に取るか?」