「で、何か話す事はあるか?」



竜哉「ある。まず、苺がお前の妹だって事だ」



その事は、祖父にも確認して来た。



苺「えっと、あの、私、立花苺です。あっ、お姉ちゃんの事は知ってるから良いよ」



と、緊張してるのか早口な苺。



そして、それを優しい眼差しで見つめる桜蘭。
特に竜哉。



苺「って、いきなり言われても信じにくいだろうけど、本当なのっ!」



と、ソファーから立ち上がってこちらに来た苺。



苺「証明出来るものとか、無いけど、お祖父ちゃんに聞いたらす「聞いた」!」



作り笑いも、優男っぽい口調も辞める。



桜蘭「!」