すると、
そこには何故か、バイクに股がる17程の容姿の整った男子が3人居た。



奇襲?



いや、でもそうなると理由が思い付かないと同時に、こんな少人数でか?



………んー、考えにくいが、関わりたくない為、ただ組の中が気になった高校生と認識するか。



というわけで、
笑顔を作って会釈をし、そのまま通ろうとしたのだが。



黒髪「何処行くんですか?迎えに来たんですよ」



と、腕を掴まれた。



迎え?



そんなの聞いてないぞ。



いやでも、
組から堂々と出てきた人間をラチるとも、私をこんな少人数でラチろうとするとも思えないな。