そう呟いてすぐ。



遊「白石、もう1度言うが、苺は裏切ってない」



と、真剣そうに言った遊。



苺、立花苺の事だろう。



結弦「……その話は、もう良いです」



そう言い、私の腕を掴んで理事長室を出た結弦様。



勿論蒼空も着いてき、扉が閉まる直前。



凛「いつでも来いよ」



と凛にいつもの顔で言われた。



立花苺、か。



やってないと主張した所、凛と遊が味方している所、
そして、関連あるか無いかは分からないが、私の母と名字が同じ所。



もう少し調べてみるか。



以前、何がどうして立花苺が裏切り者とされ、倉庫を追い出されたのか等を。