と思ってると、



蒼空「スミマセン恵様、結弦様が困ってる様なので」



と、スッと恵と結弦様を離した蒼空。



恵「も~ぉ~!良いじゃない別に~」



蒼空「いえ、ダメです」



恵「んもぉ~!…結弦君、他の執事の人とか居ないの?」



………タフ、なのだろうか。



蒼空がダメなら結弦様の方に取り次ぐか。



結弦「うん、ゴメン。専属は、蒼空と水無月が良いから」



と、右手で蒼空の左手を。左手で私の右手を握った結弦様。



すると、



結弦様には分からないように。でも、確実に私と蒼空に敵意を一瞬向けてきた恵。