和山蒼空は結弦様の服を結弦様に渡してから私の間近に来て。



蒼空「和山蒼空だ。宜しくな」



と、結弦に対するとは全く違う低い声音で言った蒼空。



「あぁ。私はみ「知っている。麗さんから聞かされた」……そうか」



蒼空「気を付けろよ。差別するつもりは無いが、お前の着る黒のシャツは身体能力が全てだ。

技術面は俺がカバーする「蒼空?水無月?」」



蒼空「何ですか?」



声音と雰囲気を一変させ、優男っぽい感じになった蒼空。



結弦「行くよ」



と言う結弦様の方に、私の腕を掴んで歩く蒼空。



蒼空「……お前、大丈夫か?」



腕を掴んですぐ言ってきた。



蒼空「こんな細い腕、すぐに折られるぞ」