結弦side



義人「結弦君、いつも居てくれてるね」



「あっ、うん。………離れたら、本当に何処かに行っちゃいそうだし、約束したから」



義人「ホっホッホッ、そうじゃったね。鏡花を頼んだよ」



そう言い、出ていった義人さん。



あれから1ヶ月。



水無月は、目覚めないまま。



両腕の二の腕と左脛に銃弾が貫通。
出欠多量でとても危なかったけど、何とかギリギリ間に合ったらしい。



僕は水無月の銃弾を取り除く手術の後からずっと、ここ水無月組の水無月の自室に居る。



学校には、
理事長の凛さんのおかげで出席日数は大丈夫らしいから、学校にも倉庫にも行かず、家にも帰らず。



………水無月は黒蛇だけじゃなくて、
その前に桜蘭11代目幹部達と黒沼を潰して、黒蛇は凛王の倉庫で解散させたらしい。



正直行こうと思ってたけど、智が付き添っててあげて下さいと言ってくれて、
僕はもう、トイレやお風呂は入ってるけど、他はずっとここで過ごしてる。