護衛目的の執事です

「でも、水無月が前髪掛けたり掛けてなかったりしてるのはいつもじゃないの?」



晃「まぁ話聞き。……俺らが幻桜やったんやー!…みたいに騒いでる時に水無月の方見たら、何かちょうど前髪の隙間から

目元見えたんやけど、めっちゃ悲しそうやってん」



悲しそう?



水無月が?



晃「その前にな、結弦が苺に幻桜と苺ってどんな関係?みたいな質問しとったから、多分、

上の者の地位だけを見られてると思ったんちゃうかなーって」




凛王「!」



確かに、僕も凛王総長という立場だから、白石の御曹司だからって騒がれるのは正直鬱陶しい。



それがもし、水無月だったりしても、
そればっかり言われたら、やっぱり他と同じか。って。



智「確かに、僕達もそういう人達、嫌い、ですしね」



零「確かに」



凌「そっか」