蒼空「おーい、おい、鏡花」







ハッとして周りを見ると、
もう白石の屋敷の門前に着いており、前には凛王の姿。



「何だ?」



あれ、そういえば。



蒼空「今日は財閥で集まる社交界があるから、凛王は全員家で行くんだ。一応全員、金持ちの家の奴だからな」



「そうか」



蒼空「何かゴメンな」



「ん?」



謝る事なんかあっただろうか。



蒼空「俺達、世界No.1とかどうとか、

族の見本みたいな桜蘭の最強の幻桜に会えて嬉しかったけど、鏡花は鏡花なんだよな」