護衛目的の執事です

あれから1週間、特に何も起きなかった。



細かく言えば、恵が私を凛王から追い出そうとしたり、大ケガを負わそうとした事が度々あった事と、



数回朝から恵の姿がなかった事だけ。



起床し、登校し、屋上で過ごし、
下校し、倉庫まで送り、迎えに行き、蒼空も加えてお風呂に入って、結弦様と眠る。



それが1日の流れで、
私は空気の様な存在であったり、会話の相手だったり。



あれから電話で凌とは話してないが、屋上でなら話すようになっていたが。



だが、今日はそんな事ではなく根本的に違うらしい。



登校し、いつも通り屋上に来たのは一緒だったが、今日は桜蘭が苺も含めて屋上に来ていた。



結弦様の後ろの私が最後だったらしく、話が始まった。



竜哉「お前ら凛王に話がある」



結弦「何ですか?」



恵「ううっ、ヒック、怖いよう」



そう泣いてる恵は、私が屋上に入った時からだった。



和彦「総、鏡花、さん、あれ使うかも」



と、隣からコソッと言った和彦。



あれとは、私が渡した写真と録音したテープだろう。