護衛目的の執事です

結弦「強引だなー」



と言ってる結弦様を無視して、作り笑いを浮かべながら洗う。



鏡に映る結弦様は、チラチラと私の方を鏡越で見ていて、何故か顔は真っ赤になってて。



熱、ではなさそうなので、
それに触れる事なく背中を洗い終え、泡を流して温泉に浸かる。



結弦「/////」



いまだ真っ赤な結弦様を見てから。



「凛王がバカだと言った話ですが」



結弦「!」



空を見ながら話し出す。



「確か、証拠を見つけるだので見つけた証拠が傷付いた恵とカッターを持った苺でしたよね?」



結弦「うん」



「証拠と言っても、それはあくまで結果。苺が恵を切った瞬間は見てないでしょう?」



結弦「!」