【短編】世界は音楽に溢れている

「やっと・・・。言ってくれたね。」

咲良は、俺の方に近寄りソッと抱き寄せた。

「辛い思いさせて、ごめんね・・・。」

俺は、今まで抱えてきた辛い記憶が優しさに包み込まれ

た気持ちになった。

「ずっと、こうしたかった・・・。」




こうして、俺たちはまたバンドを再開した。

そのバンドの中に咲良の妹も入れて、今日も音楽を届け

る。