あの頃、私はいくつものトラップに引っかかった。

それに、引っかからなければ私の人生はもっと安定したのかなっと思った。

だけど、私はこれでいいんだと思った。

辛い時こそ、大切にされている実感が分かるときだってある・・・。

これからも、いくつものトラップに引っかかってしまうかもしれない。

だけど、それを乗り越えたものだけが感じる大切さってのが分かる。

私は、そんな気がした。

歩んだ先に、希望もあれば絶望もある。

それを、1人で歩んで行くのは怖いけど・・・。

私は、笑顔で行きたい。

下をうつむかず堂々して進む。

それでも、無理なら私は大切な言葉を思い出す。

それは・・・。

「この先が、絶望だったら君は抗わずにいられるか?」

そう自分に問いかける。

やられっぱなしは嫌だって思った。

どんなに、ささいなことでも変われる。

そんな勇気をくれる言葉に私は何度も支えられた。