私は、生まれてすぐ呼吸困難になり沢山の看護師さんに見守られてたらしい。

その日は、祝日だったのか病院にはお医者さんがあまりいなかった。

どうしても、中々呼吸は正常にできず私はここで死ぬ危険性もあったぐらいだ。

そんな中、私は別の病院からきていた一人のお医者さんに出会った。

その人は、とても行動がテキパキしていて私は正常を取り戻した。

私は、その話を今でも両親に聞かされている。

「あの先生に出会わなかったら、きっと奇跡は起きなかったよ・・・。」

そう、懐かしそうに話す両親を私は真っすぐ見た。

そして、こう思った。

私の命は、皆が支えてくれて生まれたものなんだと・・・。

私一人で生まれたわけじゃない。

皆の支えがあったからこそ今の私がいる。

だが、私は普通の人より筋力がなく誰よりもみんなの足を引っ張った。

そして・・・。

小学生の時に片耳が聞こえなくなったー・・・。