ね「あのね、みんな聞いてほしいことがあるんだ」

の「なあに?ねねちゃん!」

梓「そんなに改まって…珍しいね…?」

奈「どうしたの? 何か悩み事とか…?」

ね「えっとね…いいニュースと悪いニュースがあるんだけど…どっちからがいい?」

の「んー、そうだなぁ。 やっぱり悪いニュースかな!」

梓「そうだな、私も悪いニュースがいいな」

奈「私は…どっちでもいいよ?」

ね「あのね、あたし…大河と別れたんだー… アハハ」

梓「え!?本当に?
でも…昨日も一緒に帰っていたわよね?
それに…日曜日もデートに行ってたじゃない」

奈「え!そうなの??
でもそんな素振り見なかったよね…」

の「本当なの?ねねちゃん」

ね「うん、そうなんだ…

あ!そんなことより…いいニュースなんだけどね?
奈々に彼氏が出来たんだよ!」

の「ほんとにー??よかったねー!奈々!」

梓「そうだね、おめでとう。奈々」

奈「え、何のこと…?
私彼氏なんていないんだけど
何かの間違いじゃない?」

の「えー、そうなのー?」

ね「よく…よくそんなことが言えるね…」

梓「ん?どうしたんだ?ねね?大丈夫か?」

ね「えぇ、大丈夫よ。ありがとね、梓」

の「え、なに?どうゆう事なの?」

ね「奈々はね、大河と付き合ってるんだよ。
それも…一ヶ月前から…
ね?そうでしょ?奈々?」

奈「なんのことなの…?私何かしたかな?
なんで睨むの…?? 私…」

の「どっちがホントなの?」