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「私たちって一応兄妹なんだよね」

父親は同じだから黒田と血は繋がっている。
未だに不思議な気分になるけれど。
この人が私の腹違いの兄だなんて。

「まあ…一応な」

「私、絶対に認めないから」

兄妹として出会っていたら、こういう気持ちにはならなかったのかな。
それとも兄妹として出会っていないから、こんな気持ちが芽生えてしまったのだろうか。

ううん。
たぶんどっちでも黒田のこと、好きになってたよ。

「…は?」

黒田は不思議そうに首をかしげている。

今はわからなくていいよ。
いつか絶対に分からせてやる。

「じゃあね!」

私は黒田に向かって、最高の笑顔で手を振った。