俺は彼女としてミサに言っておかないといけない気がしたんだ。

「ねえ、ミサ…」

「どうしたの?」

「俺さ、前の彼女を殺しちゃったんだ。」

「…え!?」

「後ろから来る車に気づかなかった俺を庇って即死したんだ。」

「…それって…」

「…それが忘れられなくてここに来た…」

「……」

「しかも、その子、俺の幼なじみなんだ…」

「大丈夫だよ。ユウトのせいじゃない。」

「…ふっ…う……うう…」

「泣いてもいいんだよ。大丈夫だから。」

「…あ…ありがとう…」

「大丈夫…大丈夫」



ミサは俺を嫌いにならないでいてくれた。

優しくなだめてくれた。

その手が彼女に似ているって思ってしまったんだ。