君の心の内側で

「ほらほら!行くよー!!えいっ!!」

小さな雪玉をかき集め私たちは雪合戦をした。

無我夢中に遊び私は、とても楽しかった。

そして、とても懐かしかった。

男の子とは初めて会ったはずなのに・・・。

おかしいなぁ。

私は、体力を使い果たしヨロヨロしながら、屋根のあるベンチで休んだ。

「ふぅ・・・。楽しいね!」

私は、呟いた。

すると、男の子は私の方を真っすぐ見ていた。

「?どうしたの?」

「ねぇ・・・。どうして、1人で外にいたの?お家の人とケンカでもしたの?」

「・・・。ちょっとね・・・。いっつもお母さんとお父さんはケンカばっかりしててね・・・。いっ

つも止めてるんだけ、やめなくて・・・。」

私は、グッとこらえ頑張って笑顔を作った。